ミクシィ
「コミュ」と「エモ」で「心もつなごう」!ミクシィの歴史は?
ミクシィは言わずと知れた大作スマホアプリ、「モンスターストライク(モンスト)」の開発会社です。
しかしその始まりは、ソーシャルゲーム制作企業ではありませんでした。
1990年代の後半にweb求人サイト「Find job!」としてスタートし、事業を拡大する一環で2004年、SNS「mixi」として一気に名を馳せ、インターネット事業に台頭しました。
当時はまだ、Twitterはおろかスマホさえ普及しきっておらず、個人ブログや個人サイト間、匿名掲示板などで交流が行われていた頃です。
そこに現れたmixiは「招待制のSNS」で、身内間のクローズドな日記の場として、はたまた同じ趣味嗜好の人で語りあえる場として多くの人々に広く普及したサービスでした。
このmixi内では、自社・他社で開発されたゲームアプリも供給されていました。
友達の作物に水をやれる交流ができる「サンシャイン牧場」「楽園生活ひつじ村」など、「コミュニケーションツールとしてのゲーム」の視点があったことがこの頃からうかがえます。
その後ミクシィは成長と事業拡大を続け、2011年にmixiアプリ内で提供されていたゲーム系を新サービスの「mixiゲーム」として独立させます。
そして2013年にいよいよ「モンスターストライク」の提供が始まりました。
SNSを経由してコミュニケーションとエモーショナルの大切さを知る、それが今のミクシィの在り方につながっています。
ミクシィはどんなゲームを作ってる?
ひっぱりハンティングRPG、という今までにない切り口で提供されたモンストのユーザーは、2016年には全世界で3,500万人以上に及びました。
スマートフォンのスワイプ機能を存分に活かしたゲーム性は、スマホを持ったばかりの人にとっては魅力そのものと言えます。
ミクシィ内のゲームランキングでもベスト2、3に入っているのもモンスト関連ゲームですが、新たに「共闘ことばRPG コトダマン」が人気を博しつつあります。
「コトダマン」とは、このゲームの肝である文字の精霊である「コトダマン」を使い、穴埋め方式で文字列にコトダマンを当てはめます。
例えば「とり〇〇〇〇た」という文字列に「とり『えいしき』た」と当てはめることで、「取柄」「意思」「意識」「四季」「北」などの言葉が作り出せます。
文字列にいくつの「ことば」を作り出せるかで敵に与えるダメージが変わる、という文字での脳トレめいたユニークなシステムです。
ミクシィオリジナルだけでなく、ディズニーと提携しての「STAR SMASH」や「マーベルツムツム」といったゲームも配信しています。
パズルからアクション、カードゲームまで幅広い遊びが詰まっています。